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アニメの感想とか考察とか。

魔法少女育成計画 ラ・ピュセルとスノーホワイト,岸辺颯太と姫川小雪の関係について +アニメ6話の感想

お久しぶりです。12日ぶりの投稿だそうです。時間の流れは非情。

この前ねむりんについてドヤ顔古参厄介原作読者アピール的なクソ記事を書いたらGoogleとかYahoo!の検索にけっこう引っかかってしまったらしく、「魔法少女育成計画 ねむりん」とかで検索してこのブログに辿り着いてしまったピープルには大変申し訳無いです。

 

先日の音泉文化祭内イベント、魔法送女育成計画でも沼倉さん花守さんが言及していたように、「死んだ魔法少女については物語がそこで完結しているから言えることが多い」んです。つまり今回の記事は「そうちゃん死んだからブログ書くよ」ってことです。いや、そんな軽いものじゃないんですが……6話のショックが大きすぎて。7話放送後やっと立ち直れました。8,9話はもっとショックを受ける予定です。よろしくお願いします。

 

ラ・ピュセル。TS魔法少女です。高潔な女騎士、スノーホワイトを守る盾。うわーだめだこの設定だけでかなりのダメージ受ける…………頑張って続けます。

魔法少女育成計画、無印には意外と多い「ロールプレイ型魔法少女」の1人でもありました。いつかの記事でも述べましたがマジカロイド44、アニメのねむりんの同類です。シスターナナもそういえばそうですね。ネタバレになるので多くは語れませんが。

 

ラ・ピュセル魔法少女にかける思いのガチっぷりは原作から知ってはいたんですが、アニメ6話で改めてその思いの強さを認識させられてしまい。相当つらいです。

憧れの存在に夢を見ている、その夢を信じていることは本当にピュアで脆くて涙が出てきます。ラ・ピュセルについて考えると色々だめなのでそうちゃんについて書いていきます。

 

そうちゃん。姫川小雪の幼馴染で男子中学生、サッカー部所属、隠れ魔法少女オタク。小雪にちょっと恋してる。なんだこの少女漫画の3番手みたいなキャラは……。

 

スノーホワイトラ・ピュセルが始めて出会った1話からラ・ピュセルが脱落する6話までけっこう丁寧に2人の関係性について書いてくれたのがさらにつらさを増幅させています。

最初こそラ・ピュセルはロールプレイ型魔法少女よろしく「この剣に誓う!魔法騎士ラ・ピュセル魔法少女スノーホワイトを守ることを!」なんてかっこつけて言っています。が、ラ・ピュセルスノーホワイトも、その時点では「守る」という言葉がこうも現実的なことに、またその約束がゲーム半ばにして折れてしまうとは思っていなかったでしょう。

戦わない魔法少女であるスノーホワイトは、戦う魔法少女であるラ・ピュセルに守ってもらうことでゲームを勝ち残れる……はずでした。しかしシスターナナをゲームの障害と見なした運営・ファヴとクラムベリーは真っ先にラ・ピュセルを排除します。

 

あのバトルシーン、恐らくアニメ初見者より原作読者の方がショックが大きかったと思います。だって原作だとラ・ピュセルvsクラムベリー描写もセリフも無く3行で終わってるし……。

「僕はこんなことがしたくて魔法少女になったんじゃない」

ああ……全くその通りです……。そりゃそうですよ、そうちゃんにとって魔法少女は「なりたくてもなれないもの」「(好きな)幼馴染との繋がり」「夢」だったんですから。

「こうなったら、僕が『僕の理想の魔法少女』を目指してやる」

そうちゃんの走馬灯、一言ひとことが刺さります。やっと小雪に隠さなくても良くなったし、(短編エピソードになりますが)ネットで知り合った同士と語り合えるようになったし、理想の魔法少女になれたのに。

 

かなしいぽん、つらいぽん。

 

ラ・ピュセルにとってのスノーホワイトはまさに「守るべき存在」でした。クラムベリー戦の独白を見るに、命をかけてでも守りたかった存在だったんでしょうね。

一方スノーホワイトにとってのラ・ピュセルは……なんでしょうね、原作では共に戦う仲間でしたがアニメでは無自覚な恋の相手だったような気がします。小雪とその友人のバスの中での会話ですね。先に浮かぶ顔がラ・ピュセルかそうちゃんかの違いでしかないのですが。

そうちゃんにとっての小雪は上にも書きましたがちょっとした恋の相手です。あさりちゃん先生公認ですよ!カプ厨の氏が勝手に言ってるんじゃないですからね。信じて。ネット、主に掲示板ではそうちゃんはネカマ(!)で、勿論顔見知りと魔法少女談義をしていたわけではないです。オフ会に参加していたようですがそれは一度きり。現実で魔法少女の話なんかしたら馬鹿にされる、中学生にもなって女の幼馴染と魔法少女の話とかダサくてできねーよ!といった感じですから。魔法少女になったことで小雪と公に魔法少女の話ができる、さらにふたりぐみ魔法少女として一緒に戦えるなんて夢にも思っていなかったはずです。元々幼馴染、魔法少女談義仲間としてある程度特別な存在であった小雪が、魔法少女になったことによってさらに特別に。両想いの相手に。お互い報われない恋だった……ああつらい。

小雪にとってのそうちゃんはスノーホワイトにとってのラ・ピュセルとあまり変わりません。なぜならスノーホワイトは「非ロールプレイ型魔法少女」だからです。うん。

 

いやあ理想の魔法少女、正しい魔法少女って言うと某ド変態脱毛症が出てきて困ります。でも生き残り魔法少女って割とひねくれるよね……。

今回もぐちゃぐちゃに書きました。アニメ6話の感想は今書くには遅すぎるのでこれで書いた気になります。サボってるわけではないです。あしからず。

あ、6話もハードゴア・アリスがかわいかったですね。7話で既に恐ろしいバトルしてましたが9話くらいから大活躍するのでぜひぜひ。

 

あ!!!!!!!111そういえば!!!!!!!!!11/23は!!!!!!!!!!!

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